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[HotSpot・Q&A]ASEAN、どうして出来たとはQ 東南アジア諸国連合(ASEAN)は、どんな経緯で成立したのですか。 A ASEANは、東南アジアにおける初の本格的な地域協力機構として、一九六七年に発足しました。最初の加盟国は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの五か国です。 当時はベトナム戦争の最中。各国には、共産主義の拡大阻止という共通した思惑がありました。域内の政治が大国の意向によって振り回されることへの警戒感もありました。そのため、域内の結束を強化し、地域の政治・経済力の向上を図ろうとする機運が高まり、ASEAN発足につながりました。 ただ、長い歳月をかけて経済統合に取り組んだ欧州と違い、政治体制や宗教、経済力などが著しく異なる国々を束ねたASEANは、当初から、緩やかな集合体にならざるを得ませんでした。「全会一致」や「内政不干渉」を原則としてきたのも、このためです。 ASEANは、八〇年代半ば以降の急速な経済発展で発言力を強めましたが、九七年の通貨危機と、九八年のインドネシア・スハルト政権の崩壊、それに九〇年代半ば以降、ベトナムやミャンマーなどを次々に加盟させたことが重なって、最近では足並みの乱れが目立っています。(国際部 末続哲也)
2003年6月18日(Wed)
全国 朝刊
07頁(外A) 02段 511文字
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