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[HotSpot・Q&A]香港、なぜ中国に追従?とはQ 「一国二制度」下にある香港政府が、中国に追従する形になりやすいのは、なぜですか。 A 香港は、共産党支配下の中国に返還された後も、英国統治時代の社会制度を最大限残す「一国二制度」が適用され、「自治」が認められました。しかし、中国は一方で、中国との関係を重視する親中派勢力が、行政、議会双方で主導権を握りやすいような選挙制度の導入にも努めました。この結果、香港の行政トップと、議会の過半数は、ともに親中派で占められ、中国当局の意向に配慮した運営が続いています。 行政トップの行政長官(任期五年)選挙は、返還直前と昨春の二回実施され、ともに香港の各界代表(初回は四百人、二回目が八百人)による間接選挙で行われました。各界代表は業界団体別の選挙などで選ばれ、商取引で中国との付き合いを無視できない経営者ら親中派が大半を占める仕組みです。長官には、江沢民国家主席(当時)と関係が深い元海運会社経営者の董建華氏が連続当選しました。立法議会(定数六〇)選挙は九八年と二〇〇〇年の二回行われましたが、直接選挙で選ばれた議席数は、それぞれ二十、二十四議席で、過半数が、親中派に有利な間接選挙での選出でした。親中派は現在、議席の約三分の二を占めています。(国際部 末続哲也)
2003年7月4日(Fri)
全国 朝刊
06頁(外B) 02段 525文字
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