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[ミニ時典]財政調整基金とは地方自治体が、年度によって増減する財源の不均衡を調整するため設けている基金。財源に余裕がある年度に積み立て、台風、地震といった自然災害で予想外の支出がある場合などに備えるのが本来の目的だ。 しかし、財源不足に陥った地方自治体が、非常時に備える基金を取り崩し、その場しのぎで予算編成をするケースが増え、「へそくり」の役割も担うようになった。総務省によると、二〇〇二年度の都道府県、市町村合計の財政調整基金取り崩し額は、前年度比五割増の六千三十億円。 長引く景気低迷で税収が落ち込んだうえ、小泉内閣が進める三位一体改革に伴い、国が地方に配分する地方交付税(交付金)が削減されている。地方からは、地方税収を増やす税源移譲も同時に進めなければ、地方行政に重大な支障が生じるとの反発が強い。(黒)
2004年3月18日(Thu)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 341文字
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