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[ミニ時典]PRRS=豚繁殖・呼吸障害症候群とは一九八七年に米国で初めて存在が明らかになり、一九九〇年以降、世界各国に広がった豚のウイルス性伝染病。雌・雄、親・子の区別なく感染し、母豚が発症すると死産や流産が増え、分べん率が低下。子豚の場合は肺炎を起こし、衰弱死することも多い。当初「豚のミステリー病」「青耳病」などとも呼ばれていた。 日本では九三年、千葉県で初めてウイルスが検出された。独立行政法人「動物衛生研究所」のまとめでは、昨年一年間に全国十五農家で約千五百頭の被害が確認されたがこれは正式に診断されたケースで、実際の被害例はもっと多いと見られている。 PRRSは人間には感染せず、感染豚を食べても人体に影響はないとされる。日本ハムの関連企業はこの伝染病を予防するため、未承認のワクチンを食肉用の豚に使っていた。(一)
2003年12月25日(Thu)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 337文字
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