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美浜原発事故とは2004年8月9日、美浜3号機の2次系配管(炭素鋼製、外径56センチ)が破断して蒸気が噴出、定期検査の準備作業中だった11人がやけどを負い、うち5人が死亡した。配管の設計上の厚みは1センチ(10ミリ)だが、事故発生時は0.4ミリと、薄い下敷きくらいのペラペラな状態だった。 破断個所の約50センチ上流には、内径を絞って流量を計測する装置「オリフィス」がある。この影響で、破断個所付近は水流が乱れ、配管内面の浸食や腐食が進んで肉厚が少しずつ薄くなる「減肉」が起きやすかった。 本来は定期的に肉厚を測定し、危険な状況になる前に交換することになっていた。ところが、この部分は点検リストから漏れていたため、76年の運転開始以来、一度も肉厚測定が行われていなかった。
2005年3月9日(Wed)
全国 朝刊
28頁(科学) 01段 326文字
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