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[HotSpot・Q&A]米と北朝鮮のパイプとはQ 米国と北朝鮮の間には、どのような意思疎通のパイプがあるのですか。 A 米国と北朝鮮の間に、正式な外交関係はありません。北朝鮮は一九九一年の国連加盟以来、ニューヨークの国連本部に代表部を置いています。高官協議の準備などで、米国が北朝鮮と接触する際には、ここが窓口となります。 米国と北朝鮮の初の高官協議は、前のブッシュ政権下の九二年一月です。カンター国務次官と金容淳(キムヨンスン)・朝鮮労働党書記がニューヨークで会談、北朝鮮の核開発問題について話し合いました。 翌年、クリントン政権時に、北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)からの脱退を宣言、核危機が発生しました。事態の収拾のため、米朝は高官協議を重ね、九四年十月にジュネーブで「枠組み合意」に署名しました。 政府間以外では、調査活動や人道支援の目的で米議員が訪朝する交流もあります。古くは、八〇年にソラーズ元下院議員が訪朝、金日成(キムイルソン)主席と会談しています。一月に北朝鮮の国連次席大使と会談したリチャードソン・ニューメキシコ州知事も、下院議員時代の九〇年代後半に数回訪朝しています。 民間レベルでは、アジア・ソサエティー(本部ニューヨーク)などの学術交流団体が、国際会議に北朝鮮高官を招待したり、研究目的で訪朝するといった交流があります。(国際部 樋口郁子)
2003年2月4日(Tue)
全国 朝刊
06頁(外A) 03段 552文字
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