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福岡藩とは1600年(慶長5年)の関ヶ原の合戦後に豊前国中津(大分県中津市)から黒田長政が移ってきたことに始まる。長政は、豊臣秀吉、徳川家康にその智謀を恐れられた父の如水とは異なり、徳川家に対し従順な姿勢を取り、領内支配の安定を目指した。 石高は52万石。他の大名家と異なる点は、佐賀・鍋島家と共に長崎警備を担当したことにある。武威を尊ぶ風土と外国の進んだ文化を受け入れる素地は、この任務によって芽吹いた。それは幕末の11代藩主長溥のもとで花開き、逸材を輩出した。現当主は15代長久氏(92)(東京在住)。父の長禮(ながみち)氏から2代続けての鳥類学者。
2008年8月2日(Sat)
全国 朝刊
17頁(西特17) 01段 271文字
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