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[ミニ時典]核酸増幅検査とは

 ウイルス遺伝子の本体である核酸を人工的に増幅し、献血された血液が、エイズウイルスHIV)などに感染していないかどうかを確かめる検査。全国の医療機関に輸血用血液や血液製剤を供給する日本赤十字社が一九九九年、世界に先駆けて導入した。HIVとB型、C型肝炎ウイルスの計三種類を調べている。

 献血の安全対策では、ウイルスに対する免疫物質(抗体)などを検出する血清検査が最も一般的だが、感染してから抗体が作られるまでに時間がかかるため、感染を検知できない「ウインドー期間」が長い。血清検査をすり抜けての輸血感染も、以前は続発していた。

 核酸増幅検査の導入によって、HIVウインドー期間は二十二日から十一日に短縮されたが、輸血感染の恐れは依然、わずかに残っている。(安)

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 YOMIURI ONLINE  直近2週間のYOMIURI ONLINE速報記事より