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核燃料再処理とは

 再処理とは、原子炉で燃焼させた後に取り出した使用済み燃料棒に含まれるプルトニウムを抽出する工程を指す。抽出したプルトニウムをウランと混ぜて燃料として再利用する「平和目的利用」と、核兵器の原料とする「軍事利用」がある。北朝鮮ではプルトニウムを抽出しても、それを燃やしてエネルギーを取り出す原子炉がなく、平和利用が成り立たない。

 使用済み燃料棒に含まれるプルトニウムは0・1%程度で、残りはウランや核分裂生成物。プルトニウムを分離する工程で、一般的な「ピューレックス法」は、まず燃料棒を三―五センチに切り刻んだ後、溶解槽に入れて被覆管を硝酸で溶かして除去。次に別の装置に移し、溶媒を加えて核分裂生成物を除去し、ウラン、プルトニウムを残す。さらにウランとプルトニウムを分離し、不純物を取り除く。こうしてプルトニウム含有量90%の兵器級プルトニウムとなる。

 北朝鮮は昨年十二月、溶媒に使用されるリン酸トリブチル(TBP)二十トンを中国の会社から受け取ったと米紙ワシントン・タイムズが報道した。「研究レベルであれば数キロで済む」(河田東海夫・核燃サイクル企画部研究主席)ことから、本格的な再処理用ではないかと疑われている。

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 YOMIURI ONLINE  直近2週間のYOMIURI ONLINE速報記事より