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[ミニ時典]栄典制度改革とは政府の栄典制度懇談会(座長・吉川弘之元東大学長)が二〇〇一年十月に小泉首相に提出した報告書に基づき、昨年八月に新制度が閣議決定された。生存者に対する叙勲を再開した一九六四年以来の改革だ。 主な内容は、〈1〉等級を十九段階から九段階へ簡素化〈2〉勲一等など数字の名称廃止〈3〉旭日章を「顕著な功績を挙げた者」、瑞宝章を「公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた者」と対象を分けて両章を対等とする――など。また、自衛官や警察官などを対象とした危険業務従事者叙勲を春秋の叙勲とは別に新設した。 一九九九年、当時の亀井静香自民党政調会長らから、「美空ひばりや石原裕次郎に勲一等が贈られないのはおかしい」など、栄典制度が官尊民卑になっているとの声が上がり、これをきっかけに、制度見直しの機運が高まった。(臣)
2003年11月3日(Mon)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 347文字
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