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[ミニ時典]日中平和友好条約とは日本と中国の友好・協力関係の発展を目的とする基本条約。両国の国交を正常化した一九七二年九月の日中共同声明で、締結を目指すことが盛り込まれた。七八年八月十二日に調印し、同十月二十三日に批准書を交換し、発効した。前文と本文五条で構成し、主権や領土の相互尊重、内政の相互不干渉などを規定している。 締結交渉で中国側は、ソ連を「覇権主義」と批判していた立場から「反覇権」を条約に明記するよう主張した。これに対し、日本側は「特定の国を刺激する」と難色を示し、交渉は難航した。結局、当時の福田赳夫首相の政治判断で園田直外相が訪中し、第二条で「反覇権」をうたう一方、「この条約は、第三国との関係に関する各締約国の立場に影響を及ぼさない」との「第三国条項」を第四条に盛り込むことで決着した。(昭)
2003年8月10日(Sun)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 339文字
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