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[ミニ時典]年金改革試案とは

 二〇〇四年に予定される五年に一度の年金制度改革に向けて、坂口厚生労働相が五日、試案を発表した。厚生年金の積立金を取り崩し、現役世代のために保険料率を抑えると同時に、給付水準も一定程度維持する案だ。

 財政に余裕があった時代に保険料収入から取り置いてきた積立金は、約百四十七兆円。これを二〇〇五年度以降、九十五年かけて取り崩して給付にあてる。保険料率(現行13・58%、労使折半)を20%に抑え、現役の手取り収入に対する年金給付水準も54・5%を確保する。給付水準は、現役世代の総賃金が減れば、自動的に下がる仕組みを導入。

 ただ、20%まで保険料を上げることへの批判や、より抜本的な給付水準の見直しが必要との指摘もある。また、基礎年金を全額、税で賄うべきだという意見もある。(内)

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 YOMIURI ONLINE  直近2週間のYOMIURI ONLINE速報記事より