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[ミニ時典]埴輪とは◇はにわ 古墳の墳頂部などに置かれた素焼きの土製品。「埴輪」の名称は、「日本書紀」垂仁天皇三十二年の条に初めて登場する。 大きく分けて、壺(つぼ)形埴輪、円筒埴輪、形象埴輪の三種類がある。壺形埴輪と円筒埴輪は、墳丘の縁などに並べられ、魔よけの意味があるとされる。形象埴輪には、家形、船形、人物、動物埴輪のほか、盾、甲冑(かっちゅう)、蓋(きぬがさ)、椅子(いす)などがあり、様々な組み合わせで配置される。生前の生活もしくは死後の世界を表現したもの、首長権継承儀礼または埋葬儀礼を再現したもの、などの説がある。 動物埴輪としては、四世紀中ごろに鶏形埴輪が出現、続いて、水鳥形埴輪が登場した。水鳥形埴輪は、古墳の周濠(しゅうごう)の水際に置かれることが多く、魂が白鳥になるという「白鳥伝説」に関連していると言われる。(祐)
2003年10月4日(Sat)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 356文字
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