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[要語事典]国民年金の世代間の試算とは厚労省による世代間格差の試算は、平均的な給与で40年働いた会社員と専業主婦だった妻が、その世代の平均的な寿命まで生きた場合を想定している。 試算には多くの問題点が指摘されている。まず、サラリーマン世帯の専業主婦は自分で保険料を払わなくても老後に基礎年金を受け取れるため、専業主婦世帯は保険料に対する年金給付の倍率が大きい。共働きや独身世帯の倍率はもっと低くなる。また、基礎年金の財源の3分の1(政府は2分の1に引き上げる方針)は税金だが、その国民負担も考慮していない。 保険料の半分は企業が負担するが、厚労省は「その分は負担に含めない」という立場。この解釈だと保険料は右(16)ページ図表の金額の半分になり、同省は「若い世代も保険料の2倍以上の年金を受け取れる」と説明している。この対応には、年金財政を実態より良く見せているという批判がある。
2004年1月13日(Tue)
全国 朝刊
17頁(安心A) 01段 369文字
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