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[ミニ時典]原始生命とは地球誕生後、酸素もない極限環境下で初めて生まれた生命。約三十八億年前、多量のアミノ酸を含んだスープ状の海の中で誕生、炭素や、硫化水素、水素、二酸化炭素などを栄養にしていた微生物と考えられている。 当時、地上や浅海部には、大量の紫外線や宇宙線が降り注ぎ、生命が住める環境ではなかった。このため、原初の微生物は今回、海洋科学技術センターなどがインド洋で発見した細菌群のように、海底火山の噴出口など、光の届かない深海の高温環境下で生息していたとみられる。 原始細菌は、普通の細菌とは異なり核を持たず、細胞膜の中に最低限の遺伝情報だけを有する単純な構造をしていた。研究グループは「火星など環境の厳しい他の惑星にも同じような細菌がいる可能性がある」と期待している。(聖)
2004年3月22日(Mon)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 328文字
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