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[ミニ時典]劇症肝炎とは主なウイルス性肝炎には、A―E型の五種類があり、自覚症状が現れないまま感染が持続する慢性肝炎と、発熱、黄だんなどの症状を経て自然に治る急性肝炎に、大別される。 急性肝炎の1―2%は、肝機能が低下し、意識障害や各種の臓器不全を併発する劇症肝炎となる。国内では、一年間に千人程度が劇症肝炎となり、半数が亡くなっているとみられる。 劇症肝炎を起こすと、血液の交換や人工透析、炎症を抑えるステロイド剤の投与など、素早い対症療法が必要となる。自覚症状が出てから三日程度で死亡することもあり、肝臓移植を行わないと救命できない場合もある。 劇症化の仕組みは、まだはっきりしない。救命率向上のためには、劇症化の兆しを確実に診断する方法を開発し、早期に治療を開始することが重要だ。(俊)
2003年8月2日(Sat)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 331文字
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