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[ミニ時典]チェチェンとは

 ロシア南部のカフカス山脈北側にある岩手県ほどの広さの共和国。十九世紀に帝政ロシアが併合。人口八十万人(一九九八年調査)の七割はイスラム教徒のチェチェン人。

 ソ連崩壊と前後し独立を求める武装闘争がぼっ発。エリツィン政権が九四年に軍を投入して制圧に乗り出した。二〇〇〇年発足のプーチン政権も、分離独立派に対する徹底的な軍事掃討作戦を展開。住民の間にも犠牲者が続出し、ロシアへの恨みを生んだ。

 分離独立運動には、イスラム原理主義も強く影響している。経済利権をにらむ米国は、ロシアけん制の狙いもあって分離独立派への接近も見せたが、二〇〇一年九月の米同時テロを契機に、ロシア支持に転換。プーチン政権は、昨年十月の共和国大統領選で、ロシア寄り政権を成立させるなど、分離独立派への非妥協姿勢を貫いている。(石)

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 YOMIURI ONLINE  直近2週間のYOMIURI ONLINE速報記事より