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[ミニ時典]ダライ・ラマとはチベット仏教の最高指導者。ダライはモンゴル語で「大海」、ラマはチベット語で「師」を意味し、「ダライ・ラマ」で「知恵の大海」の尊称として解されている。観音菩薩の化身が転生を繰り返す「転生活仏」と信じられ、後継者は候補者の中から、占いやお告げ、前任者の遺品への反応などを見て決められる。 現ダライ・ラマ14世は1935年、チベット北東部の小村に生まれ、40年に即位、ラサに移住した。59年、中国のチベット統治に抵抗するラサ蜂起(ほうき)で中国政府と対立し、インドに亡命。インド北西部ダラムサラにチベット亡命政府を樹立後、国際社会に問題の平和解決を訴え続け、89年にノーベル平和賞を受賞した。 97年には台湾を訪問し、中国との関係はさらに悪化。90年代以降、亡命政府と中国当局の対話に目立った進展はない。(白)
2003年11月4日(Tue)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 350文字
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