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[HotSpot・Q&A]アファーマティブ・アクションとはとはA 米国内の社会的不平等是正のため、黒人や女性など少数派を制度的に優遇する措置で、学校入学や就職などに適用されます。 一九六一年、人種差別撤廃を求める黒人の公民権運動の高まりを受け、ケネディ大統領が連邦政府の契約企業に命じた行政命令が端緒で、六四年成立の公民権法で法制化されました。同法を改正した七二年の雇用機会均等法が、教育機会授与の重要性を強調したことなどから、大学でも少数派優遇措置が始まりました。しかし、白人や男性にとっては「逆差別」となる矛盾もあります。七八年には大学入学を断られた白人男性の起こした訴訟で連邦最高裁が、人種別入学者割り当て措置に違憲判断を下しました。九六年には優遇措置を廃止するカリフォルニア州法が成立しました。優遇措置は近年、民主、共和両党の対立軸の一つにもなっています。九四年の中間選挙で勝利した共和党はその縮小を求め、ブッシュ現大統領(共和)も今年一月、ミシガン大の入試制度は違憲と指摘しました。 ただ、黒人女性のライス大統領補佐官がすぐ後に優遇措置支持を表明したように、共和党も少数派の反発は無視できず、優遇措置自体を否定するまでには至っていません。(国際部 柳沢亨之)
2003年6月25日(Wed)
全国 朝刊
06頁(外A) 03段 516文字
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