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[ミニ時典]アシュラとはイスラム教シーア派の最大勢力、十二イマーム派の第三代イマーム(指導者)・フセインが西暦六八〇年、イラク中部の都市カルバラで、対立するスンニ派のウマイヤ朝軍に殺害されたことを殉教とみなし、命日に合わせて哀悼するシーア派最大の宗教行事。 カルバラには国内外から多数の巡礼者が訪れる。詩や語りでフセインの殉教を再現し、鎖や手で自分の体をたたくなどしてフセインの悲劇を追体験する儀式が行われる。出血多量で死んだり、スンニ派との衝突で死者が出ることも多い。一九七九年のイラン革命の流れを決定付けた大デモなど、政治的要求を表現する機会になることもある。 スンニ派を支持基盤とした旧フセイン政権下では、シーア派弾圧の一環として厳しく制限されていたが、政権の崩壊に伴い、今年、完全復活した。(工)
2004年3月3日(Wed)
全国 朝刊
02頁(二面) 01段 338文字
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