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[HotSpot・Q&A]ならず者国家とは?とはQ 米国はイラクなどを「ならず者国家」と呼びますが、どういう国のことをいうのですか。 A 基本的には、テロ支援国や大量破壊兵器を持とうとする国のことです。英語ではrogue stateといいますが、反米的な政権の場合が多く、米国以外はほとんど使いません。 八〇年代に、レーガン政権が、対米テロを支援する国を「無法者政府(outlaw government)」と呼んだのが始まりといわれています。冷戦終結後、超大国ソ連に代わり、テロ組織や支援国が米国の新たな「敵」になったことを示す象徴でもあり、テロに対する報復攻撃の根拠にもなってきました。 クリントン政権のアンソニー・レーク大統領補佐官は、ならず者国家の「共通の特質」として、〈1〉強権手法を通じて権力を握る小集団に支配され、人権を抑圧し、過激思想を促進〈2〉国際社会への建設的関与ができない〈3〉強迫観念を持ち、権力維持のため大量破壊兵器開発など軍事的野望に走る、などを挙げています。 ブッシュ大統領は、ならず者国家の中でもイラク、イラン、北朝鮮を「悪の枢軸」と呼び、体制変革さえ訴えています。ただ、国情がそれぞれ違う国家群を「ならず者国家」と総称することには、欧州や米国内からの批判も出ています。(国際部・長谷川由紀)
2003年1月3日(Fri)
全国 朝刊
06頁(外A) 02段 529文字
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