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[HotSpot・Q&A]「総書記」でなく、なぜ「委員長」とはQ 北朝鮮の金正日総書記の肩書で、「委員長」を使うことがあるのは、なぜですか。 A 金正日氏は、朝鮮労働党総書記であると同時に、「国防委員会委員長」のポストについています。昨年九月に小泉首相が訪朝した際の「平壌宣言」や二〇〇〇年六月の「南北共同宣言」では、国防委員長の肩書で署名しました。 金正日氏の父親であり、一九九四年七月に死去した金日成氏は、「国家主席」という肩書でした。これは当時の北朝鮮の憲法で「国家の首班であり、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を代表する」と規定されていました。 七〇年代から、金日成氏の後継者としての地位を固めてきた金正日氏は、九三年四月、父親から「国防委員会」の委員長を継承しました。同委員会は、憲法で、「最高軍事指導機関」と規定されており、委員長は、「一切の武力」を指揮する権限を持っています。 北朝鮮の国会にあたる「最高人民会議」は九八年九月、憲法を改正し、国家主席のポストを廃止しました。同会議では、国防委員長が「国家最高職責」と位置づけられました。 北朝鮮の最高指導者である金正日氏が、国防委員長の肩書を使うのは、軍を権力基盤とする統治の表れとみることができます。 (国際部 樋口郁子)
2003年2月8日(Sat)
全国 朝刊
06頁(外B) 02段 504文字
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