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「白書43」大幅削減へ内容重複、効率化図る/政府とは

 政府は、各省庁が毎年発行している「白書」の数を大幅に削減する方針を固めた。白書は現在43あるが、内容の重複が目立っており、作成業務の効率化を図ることにした。白書は、〈1〉法に基づき閣議決定し、国会に提出〈2〉閣議に報告や配布――の2種類がある。国会に提出するのは公務員、交通安全など25、閣議報告は防衛、外交など18で、今秋には新たに二つ増える予定だ。このほか、気象白書など、「通称」の白書も多数ある。

 白書は1989年以降、議員立法により、少子化、障害者など14分野で新たに年次報告が義務づけられたことなどから、約1・5倍に増加した。

 循環型社会白書と環境白書は「統計やデータが重複している」(環境省幹部)ほか、原子力と原子力安全、警察と犯罪など、テーマが似た白書も多い。閣議に提出する文書のため、内容の点検に膨大な時間を要し、事務作業の負担が大きいと指摘されている。

 このため、自民党の中川政調会長が6月上旬、二橋官房副長官白書の”リストラ”を提案した。

 政府は現在、内閣官房を中心に、テーマが似た白書の統合や不要な白書の廃止を検討している。

 

 〈白書

 各省庁が、所管する行政分野の現状や課題をまとめた刊行物。英政府の公式報告書の表紙が白く、「White Paper」と呼ばれたことが語源。日本では1947年の「経済白書(経済実相報告書)」が初の白書として発表された。

 

 図=府省庁・委員会ごとに発行されている白書

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 YOMIURI ONLINE  直近2週間のYOMIURI ONLINE速報記事より